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Piano ケイ赤城 “Miles Davisバンドに在籍した唯一の日本人”というコピーはとうに不要だろう。真の意味で最先端のジャズを産み出し続ける、圧倒的な力量と個性の持ち主。 大石 学 叙景的・叙情的でいて芯の通ったオリジナル曲が美しい。自己のトリオの演奏はピアノトリオの一つの完成形との評価も。Bill Evansやヨーロピアンジャズ好きなら一聴を。 大口純一郎 “知る人ぞ知る名手”が、近頃は実力にふさわしく知名度も上昇中。大らかで暖かなプレイは時の流れを忘れさせる。モダン、フリージャズのほかラテンバンドPulplinosも活動中。 辛島文雄 清冽で誇り高いプレイは円熟期を迎えて更に清々しい。Elvin Jonesのスピリットを受け継ぐ、日本ジャズ界の重鎮の一人。 後藤浩二 瀟洒で都会的なセンス、プレイの確かさで注目を集めつつある若手。品の良い演奏からはしっかりした軸足を感じる。 佐藤允彦 ジャズ〜現代音楽〜日本の古典〜世界各地の伝統音楽etc.、ジャンルの境界線を軽々と飛び越え自由自在に歩き回る、日本ジャズ界が誇る大才。軽妙洒脱なエッセイストの顔も。 続木 徹 繊細なリリシズムとゴキゲンにファンキーな面を併せ持つ。「日本のフュージョン」と一線を画すサウンドのCHICKENSHACKは彼と土岐英史(sax)山岸潤二(g)の三頭バンド。   Reed 井上"JUJU"博之 ジャズ、ロック、ポップスetc.、幅広いジャンルを自然体で消化するしなやかな個性の持ち主。優れたメロディメーカーでもある。 河村英樹 飼われることを知らない獣のような野性的なプレイ。ベテランが「日本人の演奏とは思わなかった」と評するセンスで今後が楽しみな一人。 小林美千代 彼女を聴けば女性アルト奏者への認識が変わるはず。骨のあるスケールの大きな演奏で注目度上昇中。1st AlbumはTBMもディストリビュートしている。 竹内 直 驚異的な技巧、フラジオを多用した咆吼のようなプレイ、それらが暖かで素朴な美しさを描きだす不思議。海外での評価も高く、とても多忙なミュージシャンの一人。 土岐英史 艶やかでなめらかな音色の色っぽさは天下一品。ストレートなジャズ以外にラテンやフュージョン、ポップス系のスタジオワークも多く、この人の演奏を耳にしたことのない人はいないはず。 峰 厚介 重厚、骨太なテナーで日本ジャズ界を代表する一人。92年に結成した峰厚介Quintetの硬派なサウンドはまさにジャズの王道。   Bass 井上陽介 誠実で安定感のある演奏に加え、驚くべきペースで図太さとダイナミズムが増し続けている。今、ライブから目を離せない一人。 杉本智和 飼われることを知らない獣のような野性的なプレイ。ベテランが「日本人の演奏とは思わなかった」と評するセンスで今後が楽しみな一人。   Drums 安藤正則 柔軟によく歌うドラムで頭角を現してきた若手。ドラミングの熱さと、サウンド全体を支える包容力を併せ持つ。優美な外見に騙されることなかれ。 奥平真吾 初リーダー作の録音は弱冠11才の時。幼少時を過ごしたアフリカの大地のように生命力溢れるドラミングが素晴らしい。 本田珠也 楽器を鳴らしきった美しい音、素晴らしくよく歌うセンス。彼がやっているのはドラムではない。彼がやっているのは音楽だ。月並みを承知で言おう、「天才」と。   Voice 赤坂由香利 さりげないのにブルージーな唄、ディープでスモーキーな声は不思議なくらい心に残る。インディーズから出た1st Albumは異例のヒット作。   Band / Combo Continued in the Under Ground Jazz Orchestra 名古屋を拠点にグローバルな活動を続けるビッグバンド。サウンドは伝統を踏まえつつも、やんちゃで何ともユニーク。高度なアンサンブルも聴きもの。切り貼りなしのアルバムは自然なホールトーンが気持ち良く、オーディオ的にも要チェック。 SAXOPHOBIA 緑川英徳・竹内直・岡淳・井上“JUJU”博之の超個性派サックス奏者４人によるアンサンブルバンド。音楽性はもちろん、エンタテインメント性も非常に高い。そしてライブはCDの100倍面白い！